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心室の心筋。筋肉の層が心房筋より厚く、血管内皮細胞の影響を受けにくい。*1
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TRPチャネルのひとつ。亜鉛イオン流⼊作⽤を持つ細胞膜タンパク質で、その活性化が亜鉛イオン依存的に心室筋のアドレナリンβ受容体の脱感作を抑制することで⾎圧低下に対する⼼筋の代償的な収縮を増強させることが報告されている。TRPC6の活性化は⼼筋の陽性変⼒作⽤を維持させることで、心不全の急性増悪を抑制する可能性が⽰されている。血管平滑筋に発現するTRPC6チャネルの活性を阻害することで、血管内皮機能に関係なく末梢循環障害を回復できることが報告されている。タグ:
体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
心電図において、T波の後に見られる小さく緩やかな原因不明の波形。プルキンエ系の再分極、心室筋の再分極遅延、陰性後電位の3つが主な原因と考えられている。異常なU波として、低カリウム血症などで出現する巨大陽性U波と虚血性心疾患などで見られる陰性U波がある。
心電図において、心室中隔と左右心室筋の興奮(脱分極)過程を表す波形。QRS波の終末点では心室が収縮し始める。
心臓(主に心室)から分泌される、32個のアミノ酸で構成されるペプチドホルモン。B型ナトリウム利尿ペプチドとも。基準値は18.4pg/mL未満。心不全や慢性腎不全、急性心筋梗塞、高血圧などで高くなる。豚の脳由来のナトリウム利尿因子として発見されたことからその名が付けられたが、後に心室が主な分泌部位であることが確認された。心室に負荷がかかることで心室筋から多く分泌される。急性心筋梗塞では著しく分泌される。また、その前段階である不安定狭心症で既にBNPの分泌が始まっていることが知ら…
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