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心臓と肺のこと。
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リウマチ性疾患(自己免疫疾患)のひとつ。アジアやアフリカの女性に多く、患者の9割が女性とされる。国内で2013年に新たに申請された全身性エリテマトーデスの患者数は約6万人。細胞の様々な部分(細胞膜、細胞質、DNA)や免疫グロブリン(IgG)などに対する自己抗体によって炎症が引き起こされる。炎症が引き起こされた組織からは免疫複合体が放出され、それが血管や腎臓、関節などの部位に沈着することで全身に慢性炎症が起こる。発熱や倦怠感、関節炎、皮疹、神経・腎臓・心肺の疾患などの数々の症状…
羊水が塞栓子となる塞栓症。羊水が血液中へ流入することによって引き起こされる、肺毛細管の閉塞を原因とする肺高血圧症とそれによる呼吸循環障害を病態とする疾患。妊娠中の母体の突然死の原因となる。発症時期は分娩中が最も多い。主な臨床所見として心肺虚脱型とDIC先行型の2つがある。C3およびC4が低値となることが知られている。
ピロリジジンアルカロイドのひとつ。心肺機能を傷害する毒性を持つ。肺高血圧症のモデルラットの作製に用いられる。モノクロタリンによる肺高血圧症や右心室肥大、肺動脈中膜肥厚はプロスタグランジンE1によって抑制されることが報告されている。
副腎髄質や全身の大動脈付近の交感神経節鎖と近接して存在する器官を指す。パラガングリアとも。副腎髄質以外は副腎外傍神経節と呼ばれ区別される。これらは頚静脈鼓室、頚動脈間、鎖骨下、喉頭などの領域に存在し、心肺機能や血液分布などを制御する化学受容体として機能している。交感神経節鎖と傍神経節は発生学的には同一であるが、前者は神経の形質を発現し、後者は内分泌としての分化を示すもの。
一定のリズムで絶えず全身に血液を循環させるために動作する器官。高さ約14cm、幅10cm、厚さ8cm。重さは250〜300g。主に筋肉(心筋)で構成される。左右の肺の間に位置し、心臓の前面は胸骨体および第2〜第6肋軟骨の内面に接し、後面は第5〜第8胸椎に接する。心臓の3分の2は身体の中心から左、3分の1は右にある。酸素が少なくなった全身の静脈の血液は右心房に流れ込み、右心房の血液は右心室から肺動脈を介して肺に送られ肺で酸素を受け取る。その後、肺から肺静脈を介して左心房に戻り、…
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