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急性心筋梗塞(acute myocardial infarction : AMI)

突然死の原因となり得る急性の心筋梗塞心臓発作のひとつ。急性心筋梗塞症とも呼ばれる。致死率は約40%だが、病院で適切な治療を受けた場合は90%以上が生存するため、病院到着前に死亡するケースが多いとされる。*1

最もよく起こる自覚症状は、突然の胸痛胸部圧迫感。不安定狭心症が悪化して引き起こされる恐れがある。*2

緊急で心臓カテーテル検査を行い、狭くなった冠動脈などを広げる経皮的冠動脈形成術を行う必要がある。*3

急性心筋梗塞症は、“プラーク”と呼ばれる血管内の動脈硬化巣の破綻と、それに引き続いて起こる血栓形成により、心臓筋肉血液を供給している冠動脈が閉塞することにより生じる。*4

*1国立循環器病研究センター News Letter vol.12 2018.03 特集:心臓病治療の最先端: http://www.ncvc.go.jp/pr/images/newsletter/pdf/newsletter_vol12.pdf
*2虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000236.html
*3(2)急性心筋梗塞 : 東北大学病院 - 循環器内科: http://www.cardio.med.tohoku.ac.jp/patient/about/about02.html#t03_1
*4東京女子医科大学循環器内科: http://www.twmu.ac.jp/HIJ/sinryo/shikkan/kyoketusei/

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このページの最終更新日時: 2018-05-21 (月) 08:12:08