健康用語WEB事典

急性腰痛(acute low back pain)

いわゆるギックリ腰急性腰痛症とも呼ばれる。

重い物を持ち上げようとしたり、急にを回したりすることで急激に強い腰痛が現れ、動けなくなる症状。

ギックリ腰の痛みの原因は通常、椎間関節椎間板に大きな力が加わったことによる捻挫、軽度の靱帯損傷、背筋損傷などであり、2~3日ほど安静にして自然に痛みがなくなり動ける様になる場合は、特に大きな疾患ではない。*1

しかし、痛みが長引く場合は腰椎圧迫骨折などの損傷などが考えられる。

また、慢性腰痛に変化する場合があるため注意が必要。

腰椎やその周辺組織が傷ついて起こる急性腰痛は、ほとんどの場合、2日から1週間程度で痛みは治まりますが、炎症が治まっても痛みが長く残って慢性腰痛となることがあります。*2

急性腰痛の予防

背筋を鍛えることや、重いものを持ち上げる際に正しい姿勢を取ることなどが重要となる。

*1日東書院本社 久野木順一 図解・坐骨神経痛がよくわかる最新治療と正しい知識 2012/10/20
*2滋賀医大トピックス 慢性腰痛 ペインクリニック科 岩下成人: https://www.shiga-med.ac.jp/hospital/doc/magazines/files/vol_58.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


急性腰痛に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:09:36