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細菌やウイルスなどの微生物の経口感染によって下痢や嘔吐、腹痛、発熱などの症状をきたす疾患の総称。
その原因となる微生物によって以下のように分類される。*1
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核酸(DNAまたはRNA)をタンパク質の殻で囲んだ物体。ウィルスとも表記される。細胞を持たず、自らは代謝や繁殖も行わない。また無機化合物のように結晶を作るため、生物と無生物の間の存在と言われる。ゲノムとする核酸(コア)の種類によってDNAウイルスとRNAウイルスに大別される。ウイルスの大きさは、ほとんどのものが2030nmで、大きいものでも数百nmであり、細胞に比べてはるかに小さい。他の生物の細胞に自分の核酸を送り込んで増殖する。ウイルスの感染を受けた細胞は死滅するが、ウイル…
肉眼で判別できないような微小な生物のこと。直径1mm以下の生物。ウイルスも含める場合がある。通常、微生物と呼ばれるものには菌類(かび、酵母、きのこ)、細菌(放線菌を含む)、原生動物、ウイルス、及び一部の単細胞藻類が含まれる。オランダのレーウェンフック(Antonie van Leeuwenhoek)によって、微生物(細菌)の存在が確認された。発見当時は小動物(little animals)と記述された。
免疫反応の一つ。主にウイルスなどの病原体による感染が起きた場合に、それを排除するためにマクロファージ(内因性発熱物質)などがサイトカインを分泌して発生させる。体温を上げることによって病原体の増殖を抑える効果がある。したがって、発熱を無理に抑えると病原体が増えてしまう場合がある。発熱は、何らかの身体の異常に対する防御反応です。最も多いのはかぜ(感冒)による発熱ですが、体内でかぜのウイルスと戦うために熱が出ているので、むやみに熱を下げるのは逆効果です。どうしても我慢できないつらい…
延髄最後野や孤束核を中心とする嘔吐中枢の興奮によって起こる、食道上部の弛緩と腹部内圧の上昇によって胃の内容物を口腔から吐き出す現象。有害な物質を体外に排出する防御反応であるが、それ以外にも以下のような状況で起こる。-妊娠中の悪阻-動揺病-精神的および心理的な刺激-脳圧の亢進-消化器疾患-全身麻酔-医薬品の副作用
腹部に起こる痛みの総称。主に消化器官(胃や腸)の炎症による痛みを指すが、これらに異常がなく、神経の異常な興奮によって腹痛が生じる場合もある。
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