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関節リウマチの旧名。*1
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カテプシンのひとつ。リソソームに含まれるシステインプロテアーゼ。末梢組織炎症に伴って活性化された脊髄ミクログリアにおいてプロカスパーゼ1を活性型のカスパーゼ1に変換する。慢性関節リウマチ患者の滑膜液中に多く含まれ、関節軟骨の組織破壊に関与していることが知られている。また、乳がんの乳腺上皮細胞から細胞外へ分泌されⅣ型コラーゲンを分解し、がん細胞の浸潤および転移に関与しているとの報告がある。カテプシンLと同様に、歯周病患者から採取した炎症部歯肉の歯肉線維芽細胞において発現が亢進し…
非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。慢性関節リウマチや変形性関節症、腰痛などの鎮痛に用いられる。商品名はクリノリル。アミロイドβ前駆体タンパク質の膜貫通領域の二量体形成を阻害することにより、アミロイドβ42の産生のみを抑制することが報告されている。この活性代謝物のスルフィドは、インドメタシンの0.2倍のプロスタグランジン合成酵素に対する阻害作用を示す。タグ:
関節リウマチなどで現れる自己抗体。リウマチ因子とも。リウマトイド因子の定義は以下の通り。-自己抗体-類似抗原と交差反応する-関節炎と関連を有する-IgMクラスが優位-慢性関節リウマチに高頻度で現れるが疾患特異性が低いB細胞から分泌される。炎症をおこした関節滑膜組織には、Bリンパ球もいて、リウマトイド因子とよばれる免疫グロブリン(抗体とも呼びます)を大量に分泌し、抗原と抗体からなる免疫複合体を作って補体を活性化して、さらに好中球をも刺激しています。
自己免疫疾患であるリウマチのひとつ。関節の滑膜の炎症によって滑膜の増殖が起こり、痛みとともに関節中の骨や軟骨、腱が破壊され、関節が変形する。痛みのある関節を動かさなくなることで、関節の可動範囲が狭くなったり関節がひとかたまりの骨となって動かなったりといった症状が現れる。75%の患者でIgG分子に対する自己への抗体が検出されるため、B細胞およびヘルパーT細胞の免疫寛容に異常が起こっていると推測されている。一卵性双生児では、共に関節リウマチを発症する確率が15〜34%程度である。…
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