健康用語WEB事典

慢性骨髄性白血病(chronic myelogenous leukemia : CML)

慢性白血病のひとつ。代表的な骨髄増殖性腫瘍

治療は抗がん剤骨髄移植に加え、原因となるフィラデルフィア染色体BCR-ABL)を直接攻撃するイマチニブが使用される。しかし、イマチニブに抵抗性が現れる症例が確認されている。*1*2

慢性骨髄性白血病では、フィラデルフィア (Philadelphia) 染色体造血幹細胞に発生するため、そこから分化・成熟した白血球が大量に増えてしまう。*3

*1技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5)
*2低酸素応答制御と造血システム 桐戸敬太 山梨大学医学部血液・腫瘍内科教室: https://www.med.yamanashi.ac.jp/ymj/pdf/nl/20140212111657_33.pdf
*3「Philadelphia染色体によって発症する造血器腫瘍」第5回 血液学を学ぼう!: http://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigaku-5.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-01-25 (金) 11:17:55