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掌や手指に起こる湿疹などの皮膚の異常。手荒れとも。*1
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手湿疹のひとつ。いわゆる手荒れ。利き腕の指先先端から掌へ広がり、水仕事によって悪化する。活動汗腺数が少なくなる。
主婦に多いことからその名が付けられた手湿疹。石鹸や洗剤を使った手洗いを頻繁にする者に起こりやすく、調理師、清掃業者、医療従事者などにも発症する。利き手の特に使う頻度の高い親指、人差し指、中指の指先や指腹に湿疹が現れる。冬に悪化する傾向にある。
手掌を参照。
体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などによって起こる、皮膚の炎症の症状。「湿疹」とは一つの症状名です。急性期には「赤くて、ブツブツ、ジュクジュク、痒いもの」、慢性期には「赤くて、ゴワゴワ、ガサガサ、痒いもの」です。「湿疹」という症状をきたす疾患を、まとめて「湿疹・皮膚炎群」といい、その中に、「接触皮膚炎」や「アトピー性皮膚炎」が含まれます。従って、アトピー性皮膚炎の皮膚症状は、接触皮膚炎と同様に「湿疹」です。
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