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バソプレシンのこと。ADHとも表記される。
関連する用語
腎臓での水の再吸収を促進するホルモン。ヒトにおいては主にアルギニンバソプレシンのことを指す。抗利尿ホルモン(ADH)やバソプレッシンとも。腎臓の集合管に発現するV2受容体に結合し、アクアポリン2を増加させることで水の再吸収を促進する。視床下部(視索上核や室傍核、視交叉上核)に局在する神経で産生され、脳下垂体後葉に蓄えられ、その神経終末から血液中に分泌される。体液の濃度が濃くなると、脳はバソプレシンの分泌量を増加させ、それによって腎臓は水の再吸収の量を多くする。バソプレシンの分…
初めて使用された抗がん剤。商品名はエンドキサン。特徴的な副作用として出血性膀胱炎が5〜10%に起こる。また、抗利尿ホルモンの分泌が亢進する場合がある。他の抗がん剤同様に悪心や嘔吐、脱毛も起こる。
アルコール脱水素酵素(alcohol dehydrogenase)のこと。+抗利尿ホルモン(anti-diuretic hormone)のこと。
腎臓でのバソプレシン(抗利尿ホルモン)に対する感受性が弱くなり、多尿や夜尿、新生児期には体重増加不良や発熱、嘔吐、便秘、痙攣などが起こる疾患。腎性尿崩症(NDI)は尿濃縮ができないことによる,多尿(尿の過剰産生)と多飲(過度の口渇)に特徴づけられる.未治療の罹患新生児は哺乳力低下と発育不全をきたし,他疾患に罹患した時や高温環境,水分補給を控えたりした時に急速に重度脱水に陥る.未治療患者では通常低身長と過大な尿量の結果による尿管や膀胱の二次的拡張がみられる.先天的には、抗利尿ホ…
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