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抗菌薬を参照。
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抗菌剤投与による腸内細菌叢の乱れをきっかけにクロストリジウム・ディフィシレが腸内で増殖し、毒素を産生することにより発症する感染症。症状は下痢や下腹部痛、発熱、白血球増加など。抗菌薬起因性の下痢症の20〜30%を占め、入院患者で最も多い感染性下痢症とされる。対策として健常人の腸内細菌を患者に移植する便微生物移植が効果的。タグ:
コレステロールに似た構造を持つ有機化合物。ピロリ菌の細胞壁成分であるコレステリル-α-D-グルコピラノシドの生合成を阻害することによる抗菌活性を示す。従来の抗菌剤とは異なる作用機序で抗菌作用を示すとされる。タグ:
揮発性のカルボン酸(短鎖脂肪酸)。食品の抗菌剤として使用される。乳製品には他の短鎖脂肪酸とともに存在する。ヒトを含む哺乳類の体内の細菌が炭水化物を分解した際に最後に残る。刺激物ではあるが、強い毒性はない。糖新生の出発点となる物質でもある。この際、プロピオニルCoAに代謝される。
白癬(水虫)やカンジダ症、癜風などに対する塗布剤の有効成分となるイミダゾール系抗菌剤。商品名はエンペシド。細胞内カルシウムイオンの上昇を阻害する。リン脂質部分に親和性を有し、細胞膜その他の膜系構造に障害を与え、菌体成分の遊出促進と細胞外基質の取り込みを阻止する。
細菌の生存や増殖を抑制する作用を持つ医薬品。抗生物質は抗菌薬のうち微生物によって生成されたものを指す。抗菌薬の中には腸内細菌のバランスを変化させるものがあり、抗菌薬関連下痢症などの原因となる。
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