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抱合反応を参照。
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アラキドン酸から5-リポキシゲナーゼの作用によって生成された5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸の脱水によって生じるロイコトリエン。マスト細胞や好酸球、好塩基球、マクロファージ、樹状細胞などの骨髄球系細胞では、これらの膜タンパク質であるLTC4シンターゼによってグルタチオンを抱合してロイコトリエンC4となる。
ベンゼンの一つの水素原子がカルボキシル基に置換された芳香族化合物。示性式は C5COOH常温で透明な結晶状の固体。単体やエステルとして動植物に含まれる。防腐剤として使用される食品添加物のひとつ。ヒトにおいてトルエンの代謝の途中で生成される。安息香酸(安息香酸ナトリウム)は肝臓でグリシンと抱合して、馬尿酸として排泄される。細菌においては、フェニルアラニンの代謝において生成される副産物。水溶液は弱酸性を示す。
胆石のひとつ。胆管に生じた炎症によってビリルビンとカルシウムが結合してできた結石。胆石全体の30〜40%を占める。大腸菌感染などを伴なう胆嚢や胆管、肝で生成される。まず、ビリルビン結石が形成された後、感染した細菌が持つβ-グルクロニダーゼの作用で脱抱合化が起きカルシウムと結合し、ビリルビンカルシウム石がビリルビン結石の周りに形成される。
安息香酸がグリシンと抱合して尿に排泄される芳香族化合物。フェノール系化合物の摂取量が増加すると尿中の排泄量が増える。
トルエンのメチル基が酸化(ヒドロキシ基が付加)されて生じる芳香族化合物。体内では最終的にグリシンと抱合して馬尿酸となる。
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