最近更新された用語
管状の器官に存在し、その管腔の収縮と弛緩を行う輪状の筋肉。*1
関連する用語
体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
胆道系に器質的病変が発見されないが、自律神経異常による胆嚢運動異常と乳頭括約筋能異常によって胆石症様症状を呈する症候群。胆道ジスキネジアとも。
食道の蠕動と噴門の弛緩の異常。これらを制御する神経の障害が原因。アカラシアはラテン語で「動かない」を意味する。逆流性食道炎と誤診される場合がある。噴門部の括約筋が正常に弛緩せず、噴門の口側部食道が拡張する。組織学的には固有筋層の肥厚や粘膜の慢性炎症が認められる。長期間続くと食道がんの発生率が高くなるとされる。症状は食物が詰まることで起こる胸のつかえや吐き気、嘔吐、げっぷ、胸焼け、胸痛、口腔内逆流、誤嚥性肺炎など。治療は内視鏡を用いた切開術(経口内視鏡的筋層切開術)。食道アカラ…
食道の出入り口の開閉を行う括約筋。-上部食道括約筋-下部食道括約筋
咽頭と食道の接続部分の開閉を行う括約筋。普段は呼吸を行うため閉じており、嚥下の際に開いて食物が食道へ通れるようにする。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。