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7日以上持続する心房細動。*1
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起こって数時間~7日以内に自然に収まる心房細動。これを繰り返すことで持続性心房細動や慢性心房細動に移行する恐れがある。
複数のイオンチャネルに対する遮断作用を持つ抗不整脈薬。商品名はベプリコール。カルシウムチャネルの遮断によって心筋内のカルシウムイオンの過負荷を抑える働きやカリウムチャネルの遮断によって心筋の活動電位持続時間を延長させることで不応期を延ばす作用を持つ。特に持続性心房細動に対する優れた除細動効果とその後の洞調律維持効果を持つとされる。半減期は約12時間。血中濃度が定常状態に達するのに約2~3週間を要するため、作用の発揮に時間がかかる。
心房内の異常な電気信号により心房が不規則に細かく震える不整脈の一種。異常な電気の渦が心房内に高速で旋回している状態となり、高頻度で心房に電気が流れ、心房は充分に収縮することができず震える状態となる。心房の収縮が不規則になることで心房の血液が淀んで固まりやすくなるため血栓が作られ、これが他の部位に流れると心不全や脳梗塞が起こる。血栓が大きくなるため重症化しやすい。心房細動の発症に関係する遺伝子(心房細動感受性遺伝子)が複数確認されている。六つの遺伝子領域「1p13/KCND3遺…
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