健康用語WEB事典

接触性皮膚炎(contact dermatitis)

Ⅳ型アレルギーのひとつ。いわゆるかぶれ接触皮膚炎とも。*1

症状は皮膚の赤みや痛み浮腫水疱、剥離など。様々な物質が原因となり得る。美容師やパン・菓子職人、機械工など様々な物に触れる職種に多いとされる。*2

ウルシかぶれや、毛染め剤による皮膚炎金属アレルギー等の炎症性疾患は接触性皮膚炎というカテゴリーに分類されますが、免疫学の教科書ではこれらはⅣ型アレルギーとして分類されます。*3

アレルゲンが直接、マスト細胞Gタンパク質を活性化してヒスタミンなどの生理活性物質を放出させることが原因となることが報告されている。*4

*1「アトピー性皮膚炎を理解するために」 講師:土田哲也 埼玉医科大学皮膚科教授: http://www.saitama-med.ac.jp/lecture/materials/14-H1802-1.pdf
*2接触皮膚炎|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000334.html
*3接触性皮膚炎のモデル抗原によるマスト細胞の活性化 | 薬学部田中研究室: http://www.pharm.okayama-u.ac.jp/lab/meneki/dnfb/
*4接触性皮膚炎の新たな治療法の開発につながる発見 炎症誘発物質を放出するマスト細胞の活性化メカニズムを解明 - 国立大学法人 岡山大学: https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id427.html

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このページの最終更新日時: 2018-09-12 (水) 07:18:49