最近更新された用語
関連する用語
引っ掻きたくなるような不快な感覚。通常、皮膚に付着した異物に対する防衛反応として現れる。痒覚、掻痒(そう痒)とも。かゆみは皮膚や粘膜を掻破したくなるような不快な感覚である.かゆみの生理的役割は依然明確ではないものの,引っかき行動により皮膚に付着した寄生虫等の外敵を除去する,あるいは皮膚の炎症等の情報を生体に知らせるといった防御機構とされている.痛みとは異なる神経(C線維およびA線維の一部)によって伝達される。肥満細胞などから放出されるヒスタミンは痒みを引き起こす物質のひとつ。…
ブユが媒介するフィラリア(回旋糸状虫、オンコセルカ・ヴォルバラス)が皮下に寄生し、腫瘤を形成後、幼虫のミクロフィラリアが目に移行し失明を引き起こす感染症。河川盲目症とも。アフリカの熱帯地域を中心に広がる。治療薬はイベルメクチン。症状は激しい掻痒、外観を損なう皮膚の変化、視覚障害など。
マクロライド系抗生物質のひとつ。エリスロマイシンの誘導体。掻痒に対する治療薬。細菌のリボソームにおけるタンパク質合成の阻害や食細胞の殺菌促進などの作用を持つ。TNF-αが誘導するMMP-1やMMP-2の産生を抑制することや転写因子AP-1の活性化を抑制することが報告されている。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。