日本三大民間薬 †
センブリ(Swertia japonica) †
リンドウ科の二年草。漢字では千振。
全草が胃液や唾液の分泌促進作用、血糖下降作用、苦味健胃作用を持つ生薬として使用される。生薬はトウヤク(当薬)とも呼ばれる。スウェルチアマリンやゲンチオピクロシド、スウェルチシンを含む。*1*2
ゲンノショウコ(Geranium herb) †
フウロソウ科の多年草。全草が止瀉作用を持つ生薬として用いられる。漢字では現之証拠。食べた直後に薬効が現れることが名前の由来。*3*4*5
葉に約20%のタンニンを含み、その主成分はゲラニイン。コハク酸、没食子酸、ケルセチン、ケンフェロール、エラエオカルプシンなども含まれる。
ドクダミ(Houttuynia cordata) †
東アジア一帯に分布する多年草。生薬名はジュウヤク?(十薬?)。
デカノイルアセトアルデヒドやラウリルアルデヒドによる特異的な臭いを持ち、これらには抗菌作用がある。葉にはクエルシトリン、花にはイソクエルシトリンが含まれ、これらには利尿、強心作用、血管収縮作用がある。*6
*1熊本大学薬学部 薬草園 薬草データベース センブリ: http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003625.php
*2東邦大学薬学部 薬用植物園 ハーブ園 センブリ: https://www.lab2.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/herb/sennburi.html
*3熊本大学薬学部 薬草園 薬草データベース ゲンノショウコ: http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003488.php
*4東邦大学 薬学部 生薬学教室 小池一男 ゲンノショウコ-旬の薬草: https://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/yakusou/shun/09-gensy.html
*5岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 ゲンノショウコ: http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/geraniaceae/gennosyouko/gennnosyouko.htm
*6城西大学薬学部 白瀧義明 野山の花 身近な山野草の食効・薬効: https://libir.josai.ac.jp/il/user_contents/02/G0000284repository/pdf/JOS-05470277-58(6)-24.pdf
*2東邦大学薬学部 薬用植物園 ハーブ園 センブリ: https://www.lab2.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/herb/sennburi.html
*3熊本大学薬学部 薬草園 薬草データベース ゲンノショウコ: http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003488.php
*4東邦大学 薬学部 生薬学教室 小池一男 ゲンノショウコ-旬の薬草: https://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/yakusou/shun/09-gensy.html
*5岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 ゲンノショウコ: http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/geraniaceae/gennosyouko/gennnosyouko.htm
*6城西大学薬学部 白瀧義明 野山の花 身近な山野草の食効・薬効: https://libir.josai.ac.jp/il/user_contents/02/G0000284repository/pdf/JOS-05470277-58(6)-24.pdf
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このページの最終更新日時: 2020-03-02 (月) 10:27:46