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有窓性毛細血管を参照。
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血管内から周辺の組織に出られる穴のある毛細血管。有窓型毛細血管とも。内皮細胞のうち、細胞核以外の周囲に伸びる細胞質は連続型毛細血管のものより薄く、その部位に直径60~80nm程度の多くの孔が存在する。腎臓や内分泌腺、腸粘膜など物質透過の盛んな部位に多く見られる。鼻粘膜の大部分は有窓性毛細血管と連続型毛細血管であり、通常、有窓性毛細血管は粘膜表面に近い部位と鼻腺周囲に分布する。
内皮細胞のみで縁取られた直径5〜10μmの最も細い血管。身体の末端など隅々に血液を送り、組織の細胞と物質の交換を行う。血管全体の約99%が毛細血管であるとされる。身体の末端で動脈が枝分かれして細かい毛細血管となり、それらが再度合流して静脈となる。毛細血管を構成する内皮細胞の構造から、以下の3種類に分類される。-連続型毛細血管(無窓性毛細血管)-有窓型毛細血管-類洞(洞様毛細血管)有窓型毛細血管の内皮細胞は、他の部分の血管にある内皮細胞とは異なり穴が空いているため、血漿成分は自…
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