健康用語WEB事典

末梢性チアノーゼ(peripheral cyanosis)

末梢の組織における毛細血管血液還元ヘモグロビン濃度が 5g/dL 以上になると現れるチアノーゼ

動脈酸素飽和度の低下はなく,毛細血管内血流速度の低下から,組織への酸素移行の増大により出現する.心拍出量が低下し末梢循環血液量が低下する低心拍出症候群,末梢血管攣縮によるもの,血液粘稠度の増加する赤血球増多症などで毛細管?内血流速度が低下する.新生児にみられる低血糖の一症状としてもみられることがある.*1

*1チアノーゼについて 立野滋 千葉県循環器病センター小児科: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspccs/31/3/31_1960/_pdf

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このページの最終更新日時: 2018-08-16 (木) 08:44:51