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キョウニン(杏仁)やウメ(青梅)、モモなどバラ科サクラ属の未熟な果実・種子に含まれる青酸配糖体。ビターアーモンドのアーモンド油の主成分のひとつでもある。名前はギリシャ語でアーモンドを指す「アミュグダロン」が由来。レートリルとも。アミグダリン自体は無毒だが、加水分解によってシアン化水素とベンズアルデヒドとなるため毒性が現れる。青梅を摂取すると、含まれているアミグダリンは同じく青梅に含まれるエムルシンや腸内細菌のβ-グルコシダーゼによって分解されシアン化水素が生成するが、熟した実…
喘息に対する漢方。構成生薬はマオウ(麻黄)、キョウニン(杏仁)、カンゾウ(甘草)、セッコウ(石膏)。
マオウ(麻黄)、ケイヒ(桂皮)、カンゾウ(甘草)、キョウニン(杏仁)の4つを配合した麻黄剤。A型インフルエンザウイルスに対してノイラミニダーゼ阻害薬と同等の効果を示すとされる。体温を上昇させるために用いられる。麻黄湯を服用すると一度体温が上昇した後、発汗によって熱は自然に下がる。花粉症や鼻閉に有効。小児のアレルギー性鼻炎による鼻閉に対する有効性が確認されている。
咳や喘息に対する漢方。 構成生薬はセッコウ(石膏)、キョウニン(杏仁)、マオウ(麻黄)、ソウハクヒ(桑白皮)、カンゾウ(甘草)。
小青竜湯と作用は同じだが、より強い炎症に用いられる麻黄剤。麻黄湯と越婢加朮湯の混合剤や虎龍湯が代用可能。後者は胃腸への負担が少ないとされる。構成生薬はマオウ(麻黄)、ケイヒ(桂皮)、アンニン(杏仁)、タイソウ(大棗)、ショウガ(生姜)、カンゾウ(甘草)、セッコウ(石膏)。
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