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六味地黄丸にクコシ(枸杞子)とキクカ(菊花)を加えた漢方。目の症状に用いられる。*1
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生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。目に入ってきた光は、眼球の前側にある角膜、虹彩、水晶体、硝子体を通って眼球の奥にある網膜上に像を結ぶ。外気に接する角膜は涙による膜(涙膜)によって保護されている。目の分解能(識別できる大きさ)は0.1mmとされる。出典: ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25)角膜は光を75%曲げ、水晶体は25%曲げる。レンズの形…
ナス科の落葉低木であるクコの果実。強壮や目の症状改善作用を持ち、生薬として用いられる。漢字では枸杞子。カロテンやゼアキサンチン、クコアミンを含む。杞菊地黄丸などの漢方に含まれる。
疲労感や口渇、尿量減少または多尿がある場合の排尿困難、頻尿、浮腫、痒みなどに対する漢方。構成生薬はジオウ(地黄)、タクシャ(沢瀉)、サンシュユ(山茱萸)、ブクリョウ(茯苓)、サンヤク(山薬)、ボタンピ(牡丹皮)。
生薬として用いられるキクやシマカンギクの頭花。漢字では菊花。抗炎症作用を有し、咳や結膜炎、上気道炎、鼻閉、目の充血、かすみ目、視力低下、高血圧、めまいなどに対して用いられる。釣藤散や清上蠲痛湯、杞菊地黄丸に含まれる。クリサンテロールやクリサンテトリオール、クリサンテモール、インジクメノン、ハンデリン、アピゲニン、アピゲニン-7-グルコシド、カンフル、サビネン、ルテオリン、アカセチン、ボルネオールなどを含む。
古代中国を起源とする伝統医学、また、その分野で用いられる医薬品(漢方薬)。後に日本で発展した。漢方薬に配合される生薬のほとんどは中国大陸に由来する。使用機序の解析が困難な少量多数の成分の混合物。複数の生薬を組み合わせることによって薬効の増強や副作用の軽減などを行っているが、漢方薬中の成分に関する相互作用は不明なものが多い。一般的に漢方は、それを構成する生薬の種類が少ない方が即効性が高いが、副作用も起こりやすいとされる。「漢方」という言葉自体は、江戸時代に伝来した西洋医学(オラ…
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