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クロマチンを参照。
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真核細胞が行う細胞分裂のひとつ。生殖細胞以外の細胞(体細胞)が行う。体細胞分裂やミトーシスとも。真核生物では、核が分裂するときには染色質が糸状の染色体となって分裂が進行するので、有糸分裂(mitosis)という。一つの細胞が分裂して同じ遺伝情報(同じ相同染色体)を持つ2個の娘細胞を生み出すもの。分裂の状態は前期、中期、後期、終期、細胞質分裂の5つに分けられる。
ヌクレオソームが集まって折りたたまれてできる構造。染色質とも呼ばれる。細胞核にDNAを格納するために形成される。細胞分裂時には染色体と呼ばれる構造となる。この「クロマチン」は、高校で学習する「染色体」とほぼ同じものを指すが、どちらかといえば「クロマチン」は、より化学的な視点で見た場合に使われる言葉であろう。細胞が分裂するときにはこのクロマチンがさらに折りたたまれ、X字型の中期染色体となるのだ。細胞内のゲノムDNAは、コアヒストンに巻き付いてヌクレオソームを形成している。ヌクレ…
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