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核膜を構成する2つの膜のうち外側に位置する膜。脂質が多く、小胞体と繋がる。*1
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細胞内で細胞核を細胞質と隔てている脂質二重膜の生体膜。隔ててはいるものの、核膜には核膜孔と呼ばれる穴が多数開いており細胞質と連絡している。二重膜の外側の膜は粗面小胞体と連続している。核膜の外膜(核外膜)は小胞体へと続き、内膜(核内膜)はそれぞれの核膜孔複合体取り囲む曲面膜部に結合している。核膜の内側には、ラミンは膜タンパク質によって作られる核ラミナがある。
アポトーシスの抑制因子。1985年にがん遺伝子として発見された。核外膜や小胞体膜とミトコンドリア外膜に存在する。
三大栄養素のひとつ。糖質とタンパク質は生体内で 4kcal/g のエネルギーを発生するが、脂質は 9kcal/g と多くのエネルギーを得ることができる。生命の体を作る食品中の成分で、水に溶けず、有機溶媒(クロロホルム、エーテル、ベンゼンなど)に溶け、化学構造的にエステル結合やアミド結合の形で脂肪酸を持つ物質の総称。分子的には、親水基と疎水基(脂肪酸)が結合してできた分子とも見ることができる。脂質は大きく分けて以下の3つに分類される。-単純脂質(中性脂肪など)-複合脂質(リン脂…
細胞質内の網状の構造を持つ細胞小器官。細胞内のカルシウムの貯蔵のほか、分泌タンパク質や膜タンパク質の合成、ジスルフィド結合の形成・修復システム、フォールディングや修飾、脂質の代謝、細胞内物質輸送などの働きを持つ。-粗面小胞体(rER)-滑面小胞体(sER)
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