健康用語WEB事典

核小体(nucleolus)

真核細胞細胞核内にある、最も大きい核内小器官

リボソームDNArDNA)を持ち、リボソームの合成に関わる。リンパ球インターロイキン免疫グロブリンを産生するために核小体を形成する。*1*2

核小体には、多数のリボソームDNArDNA)が存在し、そこからリボソームRNArRNA)が転写される。転写されたrRNAは、リボソームタンパク質と核小体内で複合体を形成し、細胞質に輸送され、タンパク質合成工場として機能する。*3

*1遺伝学電子博物館 染色体と核 ~ 間期核の構造と機能 > その他の核構造: https://www.nig.ac.jp/museum/genetic/08_e.html
*2リンパ球の世界(I)リンパ球の核心に触れる 杏林大学 保健学部 臨床血液学 中竹俊彦: http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/user/health/blood/102Ly.Wld(1-2).html
*3新規蛋白質 NML による ATP 代謝制御ネットワークの解明(研究領域:「代謝と機能制御」): http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/complete/metabolism/report/pdf/0309murayama.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-08-09 (木) 18:31:09