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椎骨の中央(椎体と椎弓の間)にある、脊髄が通る空洞。
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椎骨の背中側を構成する骨。椎体の後ろに位置し、椎体との間の空間に脊髄(脊柱管)が通る。椎弓の後ろから突き出している骨を棘突起、左右に伸びている骨を横突起と呼ぶ。また、椎間関節を作る上関節突起と下関節突起が存在する。椎骨で脊髄が圧迫される場合、椎弓を削ったり後にずらしたりする手術が行われることがある。
中枢神経系のひとつ。脊椎(脊椎を構成する椎骨の椎孔)が連続してできる脊柱管を通る。長さ約40cm、太さ約1cm、上は環椎と後頭骨との境の高さで延髄に移行し、下は第1~2腰椎の高さで脊髄円錐に終わる。脊椎は中心部にある脊髄中心管を囲んでH字形の灰白質があり、その周囲は白質でとり巻かれている。脊髄はそれが通る部分の骨によって以下のように分類される。脊髄は脊椎に比べて短いため、完全に対応するわけではない。-頚髄(頚椎)-胸髄(胸椎)-腰髄(腰椎)-仙髄(仙椎)
脊椎を構成する骨。椎体と椎弓から構成される。下図は胸椎の椎骨の構造。24個(頚椎〜腰椎)の椎骨が重なって脊椎となる。椎体と椎弓の間の空洞(椎孔)に神経(脊髄や神経根)が通る。椎骨は椎間関節と椎体の間の椎間板と靱帯によって連結されている。椎体の前部側にある前縦靱帯と、椎体の後部側にある後縦靱帯があり、前者は背骨が後方にそり過ぎないように働いており、後者は背骨が前方に曲がり過ぎないように働いている。また隣り合う棘突起どうしを連結している棘間靱帯と棘上靱帯があり、両者はともに背骨が…
腰椎の椎孔を通る細い神経が集まってできる束。単に馬尾とも呼ばれる。馬尾神経から、椎骨と椎骨の間にある左右の穴から神経根が伸びる。
脊椎を構成する椎骨の椎孔が連なってできた、脊髄が通っている空間。この部分が狭くなり、中の神経が圧迫される症状を脊柱管狭窄症と呼ぶ。
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