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電子が一方の原子側に偏る共有結合。原子が電子を引き寄せる強さの尺度は電気陰性度で表される。*1
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分子内の原子が電子を引きつける強さ。原子同士の化学結合様式(共有結合、イオン結合、水素結合)を決定する要因となる。元素の周期表において、一般に電気陰性度は右上に近付くほど強い。-同族の元素(同列)では表の上ほど原子半径が小さく、最外殻電子が原子核に引き付けられやすいため大きくなる-同周期の元素(同行)では表の右ほど原子核の電荷が強くなるため大きくなるしたがって、フッ素が最も電気陰性度が大きい元素となる。非金属元素(太枠内)は金属元素よりも電気陰性度が高くなる。第18族元素(希…
非金属元素同士が価電子を共有することでできる化学結合。ほとんどの有機化合物の分子は共有結合によってできる。電気陰性度が小さい場合にできやすい。電気陰性度の差が 1.7 以下の原子間の結合は共有結合性が支配的であり、それ以上の場合はイオン結合性が支配的になる。水素ガス(H2)や酸素ガス(O2)、窒素ガス(N2)などは共有結合によってできる。ファンデルワールス力の約500倍の強さを持つ。共有結合は一対の電子を共有することで,原子間にできる結合である。化学結合に関与する電子は価電子…
物質を構成する粒子。陽子と中性子からなる原子核と、その周りを運動する電子によって構成される。原子が持つ電子の数によって異なる元素として分類される。電子の数が同じで、原子核の構成が異なる原子は同位体と呼ばれる。
原子の構成要素のひとつ。原子核の周囲に存在する負の電荷を持つ素粒子。
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