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下痢を止めること。
関連する用語
フウロソウ科の多年草。全草が止瀉作用を持つ生薬として用いられる。漢字では現之証拠。食べた直後に薬効が現れることが名前の由来。葉に約20%のタンニンを含み、その主成分はゲラニイン。コハク酸、没食子酸、ケルセチン、ケンフェロール、エラエオカルプシンなども含まれる。煎液は霜焼け、腫れ物、扁桃腺炎、口内炎、歯痛などに有効。
ブナやカシなどの広葉樹を蒸し焼きにして得られるクレオソート。胃腸薬(正露丸)の有効成分として使用される。木クレオソートの止瀉作用は消化管内の水分異常分泌抑制および消化管の異常運動抑制によるものであり、消化管内に繁殖した病原体を直接殺菌する効果は有していないとされる。骨芽細胞の破壊を抑制する作用を持つフェノール系化合物が含まれることが報告されている。
木クレオソート、ゲンノショウコ(現之証拠)、オウバク(黄柏)、カンゾウ(肝臓)、チンピ(陳皮)、ロートエキスを有効成分とする止瀉薬。歯痛に対する鎮痛作用も有する。製造販売元はキョクトウ株式会社。
国内の山野に生えるヤマノイモ科のツル性多年草。根茎は芋となり、ヤマイモ(山芋)と呼ばれ食用となる。「とろろ」にするのが代表的な調理法として知られる。芋は地下深く直線的に伸び、全長が1mを超えることもある。周皮を除いた根茎(担根体)はサンヤク(山薬)またはショヨ(薯蕷)と呼ばれ、滋養強壮、止瀉、止渇作用を持つ生薬として使用される。啓脾湯、六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸などの漢方の構成要素となる。ステロイド、アラントイン、ジアスターゼ、スチルベン誘導体(バタタシン)などを含む。
熱帯アジア各地で栽培されるオトギリソウ科の植物。果実はスクロースを主成分とする16~20%の糖分を含む。果実重量の大部分を占める厚い果皮には中枢神経系鎮静作用や血圧上昇、止瀉などの作用を持つ物質が含まれる。また、マンゴスチンの果皮に含まれている以下のようなキサントン誘導体を指す場合もある。-α-マンゴスチン-β-マンゴスチン-γ-マンゴスチンこれらはヒドロキシ基の数が異なり、ヒドロキシ基数が多いほどがん細胞への殺傷性が強く、ヒドロキシ基がメトキシ基に置換されることによって効果…
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