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酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩。
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食品では塩化ナトリウムのことを指す。塩化ナトリウムであることを強調する場合は食塩と呼ばれる。化学的には、酸と塩基の反応から生成された水以外のもの(陰イオンと陽イオンがイオン結合してできる固体)の総称である。名称定義例正塩酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩塩化ナトリウム塩化カルシウム酢酸ナトリウム炭酸ナトリウム塩化アンモニウム硫酸銅酸性塩酸由来のHが残っている塩炭酸水素ナトリウム硫酸水素ナトリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウム塩基性塩塩基由来のOHが残って…
狭義では水に溶けて酸性を示す物質の総称。塩基と反応して塩を作る。-アレニウスの定義では、水に溶けてH+(H3O+)を生じる物質が酸と定義される。-ブレンステッド・ローリーの定義では、H+を与えるもの(プロトン供与体)が酸と定義される。-ルイスの定義では電子対受容体が酸と定義される。例えば、酢酸は水に溶けると以下のように電離してプロトン(H+)を生じるとされる。CH3COOH → CH3COO- + H+実際にはH+というイオンは存在しえないので、厳密には水と反応してヒドロニウ…
以下の2つの意味がある。狭義では水に溶けて塩基性(アルカリ性)を示す物質の総称。酸と反応して塩を作る。-アレニウスの定義では、水に溶けて水酸化物イオン(OH-)を生じる物質が塩基と定義される。-ブレンステッド・ローリーの定義では、H+を受け取るもの(プロトン受容体)が塩基と定義される。-ルイスの定義では、電子対供与体が塩基と定義される。“塩基” に比べ、“アルカリ” という言葉の方が、私たちに馴染みのある言葉だと言えるかもしれません。しかしアルカリよりも、塩基の方が少し広い概…
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