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歯根膜の炎症。炎症が歯根膜を超えて歯槽骨まで波及すると歯槽骨炎?となる。*1
関連する用語
非ステロイド性抗炎症薬のひとつ。関節リウマチや変形性関節症、腰痛症、頚肩腕症候群、歯根膜炎、痛風、急性上気道炎、術後・抜歯後などの消炎および鎮痛に用いられる。
歯周組織のひとつ。歯根を取り囲む厚さ200μmの線維性結合組織。歯槽骨とセメント質の間に存在し、歯を歯槽骨につなぎ止める役割を担う。靱帯構造を持ち、歯周靱帯とも呼ばれる。線維芽細胞などの細胞成分以外には、コラーゲン(Ⅰ型コラーゲンが90%、Ⅲ型コラーゲンが10%、わずかにⅤ型コラーゲン)、血管、神経を含み痛覚がある。歯周炎によって破壊され、失われた歯根膜を再生させることは非常に困難である。
歯周組織のひとつ。歯(歯根)を支える顎の骨。歯槽とも。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
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