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毛球の底に存在する毛乳頭細胞の集合体。毛乳頭を直接囲んでいる細胞群を毛母基と呼ぶ。*1
関連する用語
毛根を包む円筒状の表皮の鞘。毛髪を作る、毛を取り囲む組織。ケラチノサイトで構成される鞘状構造。毛嚢とも表記される。奥に毛乳頭が存在する。毛乳頭が毛母細胞に働きかけ、毛母細胞が増えて表皮の上に出たものが毛髪となる。近年、毛髪疾患の最先端の治療として、生体外で毛髪を作り出す種となる毛包を再生し、それを移植する毛髪再生医療が注目されている。一般的に毛包は、胎児期において外胚葉由来の上皮系細胞と、中胚葉由来の間葉系細胞との相互作用により発生することが知られている。
毛の根元にある、毛と毛包が一体となって球状に膨らんだ部分。毛球内で毛母細胞が分裂して毛を構成する。真皮と皮下組織の境界に位置する。毛球の底の皮下組織部分に毛乳頭が存在する。
毛球を取り囲む細胞群。毛と毛包の区別はなく、盛んに分裂して毛の伸長および毛包の細胞の更新を行う。
ジアリルメラミンが元となり発見された有機化合物。1965年に降圧薬として開発され、1979年にアメリカで経口降圧薬として承認された。ミノキシジルの降圧作用は、その活性代謝物であるミノキシジルサルフェートが血管平滑筋ATP感受性カリウムチャネル(KATP)を開放することによって細胞膜が過分極し、血管平滑筋が弛緩するためとされる。高血圧の治療薬となるが、副作用として多毛が発現した事から発毛効果があることが確認された。ミノキシジルの発毛効果は sulfonylurea recept…
毛包を取り囲むケラチノサイトの根本に存在する細胞。毛母細胞の内側。出典: iPS細胞から毛包再生、重い脱毛症の人の力に | ヒト幹細胞情報化推進事業(SKIP)SCFやbFGF、TGF-βを発現し、これらが毛母メラノサイトの増殖やメラニン合成を制御すると考えられている。毛母は間葉系組織である毛乳頭(HP)を囲み,HP内でネットワークを形成する毛乳頭細胞(HPC)は,HP内の基質を産生するほか,毛母細胞の増殖の調節を担っている.幹細胞のポテンシャルをもつ、Sox2陽性細胞、So…
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