最近更新された用語
水に溶ける性質。
関連する用語
クルクミノイドに分類される、黄色いポリフェノール。主にウコンに含まれる成分。水に溶けにくいが、酒類や油には溶けやすい。クルクミンは腸管でテトラヒドロクルクミンに変わり、これがビタミンEを上回る強い抗酸化作用や抗がん作用を持つ。肝臓の機能の活性化効果も確認されている。抗がん剤の成分として利用される。クルクミンの誘導体であるGO-Y022やGO-Y031が胃がんの抑制作用を持つことが報告されている。クルクミンの吸収率は低く、クルクミン原末をそのまま経口摂取しても多くは腸管で吸収さ…
水分子(2個の水素原子と1個の酸素原子からなる極性分子)が水素結合で繋がり集まったもの。水分とも。水分子同士の水素結合は繋がったり離れたりするため、これが水の流動性のもととなる。成人男性では体重の60%、成人女性では55%を占める。新生児では体重の70〜80%を占めるが、加齢とともにその量は減少し、高齢者では40〜50%となる。脂肪は筋肉に比べて保持できる水の量が少ない。体内では、細胞内外で物質を溶かす、浸透圧の調節を行う、体温を調節するなどの役割を持つ。大気圧においては4℃…
虫歯菌のひとつである、ストレプトコッカス属のレンサ球菌。学名はストレプトコッカス・ソブリヌス。グルコシルトランスフェラーゼを持ち、スクロースを分解して得られるグルコースを結合させて非水溶性のグルカンを合成する。ソブリヌス菌は口腔に単独で存在することは稀で、ミュータンス菌と共存していることが報告されている。さらに、この共存によって虫歯の発症を促進しているとされる。ミュータンス菌とは糖の代謝経路が異なることが知られている。また、ミュータンス菌と異なり形質転換ができないため、遺伝子…
増粘剤や安定剤として使用される食品添加物。水溶性の多糖類。黒酵母によってデンプンから生合成される。グルコースが2つのα-1,4結合と1つのα-1,6結合を規則正しく繰り返した分子構造を持つ。結着力が強く、造膜性に優れています。食品の接着、バインダー、可食性フィルムの基材のほか、冷凍食品のドリップ抑制、菓子の食感改良などにも利用されます。水溶液は潤滑性に優れ、麺のほぐれ剤としても利用できます。医薬品分野での応用も研究され、コレステリル化したプルランとタンパク質抗原を結合させたナ…
哺乳類家畜の局所麻酔や魚介類の鎮静・安楽死などに使用される局所麻酔。アミノ安息香酸エチルとも。不溶性だが、塩酸塩である塩酸ベンゾカインは水溶性。副作用としてメトヘモグロビン血症がある。リドカインやキシリジンよりもメトヘモグロビンを生成しやすい。タグ:
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。