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神経の伝達において、末梢神経系から中枢神経系へ向かうこと。
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生体の制御において中心的な役割を担う神経細胞の集団。中枢神経系は脳(大脳、脳幹、小脳、延髄)と脊髄で構成される。中枢神経系は、受精後、初期段階に神経管と呼ばれるチューブ状の構造から形成される。解剖学的な区別は、髄鞘形成細胞がオリゴデンドログリアなのが中枢神経とされる。脊髄前角細胞の細胞体は中枢神経、軸索は末梢神経により構成されている。タグ:
中枢神経から身体の各部(筋肉や感覚受容器)へ伸びる神経の総称。中枢神経以外の神経。筋肉や感覚器に繋がる神経細胞の集団。解剖学的な区別は、髄鞘形成細胞がシュワン細胞で覆われるのが末梢神経である。神経細胞体は中枢神経であるが、その軸索が脊髄から出て神経根に至ると髄鞘形成細胞がシュワン細胞に変化するため末梢神経となる。脳からでる12対の脳神経と脊髄からでる31対の脊髄神経から成る。自律神経系と体性神経系に分類される。末梢神経の神経線維は以下のように分類され、異なる情報の伝達を行う。…
胃や膵臓、脳の視床下部弓状核、ランゲルハンス島のε細胞やα細胞などから分泌されるホルモン。28個のアミノ酸から構成される。空腹や低血糖によって主に胃の内分泌細胞(X/A様細胞)から放出される。唯一の末梢組織で産生されて摂食を促進するペプチド。末梢組織から空腹のシグナルを中枢神経に伝える。グレリンは求心性迷走神経活動を低下させ、情報が延髄孤束核を介して視床下部に伝えられることで摂食を促す考えられている。迷走神経を介して胃などの消化管運動の亢進や胃酸の分泌、脳下垂体のGHSRに作…
圧力の変化を感知する受容器。動脈に存在する圧受容器(動脈圧受容器)は血管壁の伸展によって信号を発し、圧受容器反射に関わる。総頚動脈から内頚動脈が分枝した直後の頚動脈洞という部位と、左心室からでた直後に大動脈が大きく湾曲している大動脈弓の部位に圧受容器 baroreceptor が存在します。これらの部位から循環中枢に向かう求心性の神経は動脈血圧が上昇すると興奮し、低下すると興奮を停止します。
通常、神経と言うと神経細胞が連結したもの(神経回路)のことを指す。
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