健康用語WEB事典

活動電位持続時間(action potential duration : APD)

心筋における活動電位の持続時間。心筋の活動電位持続時間は先行する拡張期時間?が長いと延長し、それが短いと短縮する。*1

心拍数の変化に伴って長さが変わり、不整脈の発生や持続と重要な関連がある。*2

心室筋細胞APD心電図QT間隔に反映される。心室筋APDナトリウムイオンカルシウムイオンの内向き電流とカリウムイオンの外向き電流のバランスによって決まる。*3

*1細動発生に関与する病態生理 林秀樹 滋賀医科大学 リビリテーション科: http://www.shiga-med.ac.jp/~hqtosyo/ejournal/contrib/22-03paper.pdf
*2東北大学機関リポジトリTOUR 活動電位持続時間に対する心拍変動の影響 -単離心筋細胞における検討-: https://tohoku.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=84493&item_no=1&page_id=33&block_id=38
*3久留米大学 続よくわかる心電図: http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/physiol2/textbook/wakaru3/pdf/wakaru3_8.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-05-09 (木) 16:24:48