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エフェクターT細胞を参照。
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胸腺から出たばかりで抗原の刺激を受けていないT細胞。活性化T細胞(エフェクターT細胞)になる前の状態。Th0細胞とも。ナイーブT細胞は接着因子を介して高内皮細静脈に結合し、樹状細胞から放出されたケモカインの濃度勾配に従って二次リンパ器官へと移動する。そこで抗原を取り込んだ樹状細胞に接触(抗原提示)されると活性化され、その後増殖してエフェクターT細胞となる。この抗原の提示と同時に、樹状細胞のB7(CD80/CD86)をナイーブT細胞のCD28に結合させてシグナルを伝達することが…
セレクチンのひとつ。炎症時など活性化した血管内皮細胞に発現し、P-セレクチンと同様に白血球の表面に存在するリガンド分子との結合を介して炎症・出血部位への活性化T細胞や白血球の浸潤・集積に重要。リガンドとしてPSGL-1が同定されている。また、CD43はE-セレクチン結合能を有し、マウスにおいてはPSGL-1とともに活性化T細胞の炎症皮膚へのE-セレクチン依存的な浸潤を媒介することが報告されている。
一次リンパ濾胞に存在する大型のB細胞。中心芽細胞が集積・増殖して一次リンパ濾胞が大きくなることで胚中心が形成される。リンパ節内のT細胞領域において活性化T細胞と遭遇したBリンパ芽球は活性化し,増殖して一次反応巣を形成する。その後、B細胞領域である一次リンパ濾胞に移動して中心芽細胞(大型で代謝が盛んで分裂している細胞)になる.中心芽細胞が集積,増殖するにつれて一次リンパ濾胞は次第に大きくなり,形態学的な変化が起こって胚中心となる.
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。胸腺から出たばかりのT細胞(ナイーブT細胞)は、リンパ節内でマクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞から受け取った抗原の情報を元に活性化T細胞に分化する。T細胞は抗原(病原体そのもの)を直接認識することができないため、抗原提示細胞からMHCを介して、T細胞の表面に存在するT細胞抗原受容体と言う膜タンパク質で抗原の情報(抗原の破片であるペプチド…
OX40Lをリガンドとする受容体。CD134とも。活性化T細胞に発現する。
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