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涙道閉塞症の一種。いわゆる涙目。
涙を鼻腔へ排出するための通り道が塞がり、目に涙が溜まることで起こる。*1
関連する用語
生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。目に入ってきた光は、眼球の前側にある角膜、虹彩、水晶体、硝子体を通って眼球の奥にある網膜上に像を結ぶ。外気に接する角膜は涙による膜(涙膜)によって保護されている。目の分解能(識別できる大きさ)は0.1mmとされる。出典: ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25)角膜は光を75%曲げ、水晶体は25%曲げる。レンズの形…
目の表面に分泌される体液。涙腺から分泌され、目頭にある涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻腔に排出(鼻の粘膜に吸収)される。涙液とも。目の表面に張られた涙の膜(涙液層)は油層、水層、粘液層から成る。液層には水分や電解質、漿液性の涙腺から分泌された涙液タンパク質が含まれ角膜の栄養源となる。また、結膜の杯細胞から分泌された分泌型ムチンも存在し、水分をゲル状に保つことで液層の安定化に寄与している。目の表面にある角膜や結膜を保護する働きを持つ。瞬きによって目の表面全体が涙で覆われる…
鼻の空間。気道の入口部分。外から見える部分を外鼻孔と呼んで鼻の奥内部と区別する場合もある。鼻中隔で左右に分かれる。顔の前後方向には幅があるが、左右方向には狭い。鼻腔はその外側壁から突き出ている3つの鼻甲介によって上鼻道、中鼻道、下鼻道および総鼻道に分けられる。鼻腔には空気を暖める、湿気を与える、異物排除などの働きがある。左右の鼻腔が分かれていることで、右と左に入る匂いの濃さを比較して、左右どちらの方向に匂い源があるかを検出することができる。鼻腔は側壁より上,中,下の3つの鼻甲…
流涙症を参照。
涙の通り道である涙小管、涙嚢、鼻涙管のいずれかが閉塞し、涙が正常に鼻腔に排出されないことで起こる症状。流涙症など。原因は加齢、蓄膿症、顔面の骨折、腫瘍など。
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