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摂取した食物の消化と吸収に関わる器官の総称。消化器官とも呼ばれる。消化管は消化器の一部。
消化器内科は食物の消化、吸収に関わる食道-胃-十二指腸-小腸-大腸-肝臓-胆嚢胆管-膵臓の病気を診療します。*1
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消化器(消化管)のひとつ。入り口は食道(噴門)、出口は十二指腸(幽門)に繋がる。胃液を分泌してタンパク質の消化を行う。摂取した食物や薬物が胃で滞留する時間は約2時間。容量は成人で1200〜1400mL。胃で分泌される粘液は以下の2種類に分類される。-表層粘液(表層粘液細胞)-腺粘液(幽門腺細胞、副細胞)大きく胃底部、胃体部、胃前庭部の3つの部位に分けられ、胃酸および内因子を産生する胃壁細胞およびペプシノーゲンを産生する主細胞は胃底部および胃体部に存在する。前庭部にはガストリン…
消化器に発生する神経内分泌がん(NEC)。増殖速度が速く悪性度が高い。希少で難治性のがん。臓器横断的に発生する。膵臓由来NECと胃や大腸などの非膵臓消化器由来NECの病理組織像は類似していますが、ゲノム異常には類似している点と異なる点があることが報告されている。発症原因のひとつにウイルスの感染がある。タグ:
人体に必須のミネラル。食品中にはセレノシステインなどのようにアミノ酸と結合した形で含まれる。体内には約13mgあり、ほとんどがタンパク質と結合して存在する。その形態によって吸収率が変化する(セレノメチオニンは80〜90%、セレノシステインは50〜70%)。セレンを含むタンパク質は25種類が知られている。グルタチオンペルオキシダーゼに必須な補助因子。またヨードチロニン脱ヨウ素酵素の成分として甲状腺ホルモンの活性化に関わる。国内では土壌のセレン濃度が高いため、植物に十分な量が含ま…
オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。ウイルス表面にはヘマグルチニンとノイラミニダーゼ(シアリダーゼ)が存在し、前者を介して気道上皮細胞の細胞膜にあるシアル酸に結合して感染し、細胞内で増殖したウイルスは後者によって細胞外へ放出され感染を広げる。インフルエンザウイルスは低温と乾燥に強い。湿度60%以上、室温25~30℃の環境が感染力を弱めるとされる。ウイルス核タンパク質(NP)およびマトリックスタンパク質(M1)の抗原性の違いによ…
消化器の異常に伴う症状。胃内容物の排出遅延や下部食道括約筋の機能低下が関与するとされる。-腹部膨満感-腹部重圧感-胸やけ-腹痛-食欲不振-悪心-嘔吐-便秘-腹水-下痢
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