最近更新された用語
微生物の細胞に作用してその数を減らすこと。*1
関連する用語
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。血液中には少なく、外界と触れる部分(皮膚、肺、消化管、下部尿路、子宮)に多い。脂肪組織にも存在している。精神的ストレスや、女性では月経によって減少する。弱い貪食作用を持ち、分解酵素による消毒能力なども好中球ほど強くはない。寄生虫に対する殺傷作用を持つ。好酸球は抗体依存性細胞傷害作用(ADCC)を持つ。細胞表面には様々…
細菌やウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫などが付着した食品を食べることで発症する胃腸炎症状。主な症状は、下痢や腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、頭痛など。食中毒の原因となるものの種類によって以下のように分類される。-細菌性食中毒-ウイルス性食中毒+菌を死滅させるために最低75℃1分間以上(100℃を目指すのが良い)の加熱を行う+加熱直後に食べる(保管中に生き残った菌が増殖する可能性があるため)+調理に使用した器具を消毒する+生食用の野菜などは流水でよく洗う
病原体が存在する時にのみ、それに対して必要な量の二酸化塩素成分を水中で生成するシステム。商標名はMA-T(株式会社エースネット)。0.01%(100ppm)濃度でSARS-CoV-2を含む複数の病原ウイルスを98%以上消毒できることが報告されている。
肉眼で判別できないような微小な生物のこと。直径1mm以下の生物。ウイルスも含める場合がある。通常、微生物と呼ばれるものには菌類(かび、酵母、きのこ)、細菌(放線菌を含む)、原生動物、ウイルス、及び一部の単細胞藻類が含まれる。オランダのレーウェンフック(Antonie van Leeuwenhoek)によって、微生物(細菌)の存在が確認された。発見当時は小動物(little animals)と記述された。
ウイルスにおけるエンベロープとは、宿主となる細胞の生体膜に類似した、ウイルス全体(ヌクレオカプシド)を包む脂質二重膜のこと。呼吸器から感染するウイルスはエンベロープを持つが、消化管から感染するウイルスは、胃液や胆汁によってそれが破壊されるため、エンベロープを持たない。エンベロープの有無によってウイルスに効く消毒剤の種類が異なる。エンベロープをもたない(脂質を含まない)ウイルスに対しては次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、グルタルアルデヒドなどが有効。エンベロープを持つウイル…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。