健康用語WEB事典

減圧症(decompression sickness)

潜水などの環境圧力の上昇により体内に窒素ガスが過大に溶解し、その溶解したガスが浮上する際の減圧によって気泡が体内で形成され、それが組織を障害することで起こる症状。

軽症では痒みや浮腫関節痛など。重症になると中枢神経に障害が発生する。*1

潜水後8時間後に8割が発症する。地上で高所に移動する際にも発生が起こるとされる。*2

*1減圧症 - 東京医科歯科大学高気圧治療部: http://www.tmd.ac.jp/med/hbo7/indi01.html
*2駒沢女子大学・駒沢女子短期大学 リポジトリ スクーバダイビングの安全対策に関する潜水障害の発生頻度及び予防に関する調査研究-18年間の調査結果から-: https://komajo.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1209&item_no=1&page_id=13&block_id=21

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:10:08