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傷や炎症箇所から滲み出す体液。
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加齢黄斑変性症のひとつ。脈絡膜に血管新生が起こり、そのから血液や滲出液が眼底に漏れ出すことで黄斑が損傷し、視力低下が起こる。ウェット型の加齢黄斑変性症とも。進行が速く、急激な視力の低下が起こる。萎縮型加齢黄斑変性症から発展する場合がある。治療法にベルテポルフィンを用いた光線力学療法や、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)を阻害する抗血管新生薬療法がある。
がんが終末期に皮膚に浸潤または転移し、皮膚を破ってできる腫瘤が壊死して潰瘍となったもの。乳がんや頭頚部がん、食道がんなどで見られ、特に乳がんでは約5~10%と多く見られる。痛みや出血、滲出液などの症状を伴い、症状が進むと嫌気性菌による感染によって強い悪臭が発生する。悪臭の原因物質としてプトレシンやカダベリンなどのポリアミンが知られている。治療薬はメトロニダゾール。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
体内に存在する細胞外の液体のこと。体液には以下の3種類がある。-血液-リンパ液-組織液しかし、これらは異なる液体ではなく、全て血液が形を変えたものである。体液は体重の約60%を占め、その内訳は細胞内の液が40%、細胞外の液が20%である。細胞外の液の5%が血漿、残りが組織液となる。体液名比率(%)細胞内液40細胞内液組織間液15血漿5
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