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胸骨や肋骨、肋軟骨が変形して陥没する疾患。変形が大きいと心肺機能に影響を及ぼす恐れがある。*1
関連する用語
ハプロ不全による常染色体優性遺伝疾患。FBN1やTGF-βの遺伝子変異が原因となる。細胞同士を繋ぐ全身の結合組織に異常が見られる。これによって以下のような疾患が引き起こされる。-大動脈(大動脈瘤、大動脈解離)-骨格(高身長、細く長い指、漏斗胸、側弯症)-眼(水晶体のずれ)-肺(気胸)
胸腔に血液が溜まり肺の動きを悪化させた状態。漏斗胸の手術(Nuss法)の合併症として起こる場合がある。胸腔ドレナージによって溜まった血液の排出する。
胸郭の前方中央にある、肋骨(第一から第七肋骨)の肋軟骨と鎖骨の軟骨が結合する骨。以下の3つの骨から構成される。-胸骨柄-胸骨体-剣状突起
胸郭を構成する骨のひとつ。俗にあばら骨と呼ばれる。肋硬骨と肋軟骨から成り、左右に12本ずつ、計24本存在する。胸椎の椎体から左右対象に伸び、上から10本目までの肋骨(第一肋骨〜第十肋骨)は胸郭前方にある胸骨と結合する。第七肋骨までは肋軟骨で直接胸骨に繋がるが、第八肋骨〜第十肋骨はそれぞれ上の肋骨の肋軟骨に合流する。11番目と12番目の肋骨は胸骨に結合せず浮遊肋と呼ばれる。肋骨の間には肺を膨らませる筋肉である肋間筋がある。
肋骨を胸骨に繋げる軟骨。これによって呼吸の際の肋骨の柔軟性が発揮される。肋骨と胸骨がつながる部分は、肋軟骨とよばれる軟骨でできています。肋骨は、息をすうときに肺がふくらむのを助けなくてはならないため、動きやすいつくりになっているのです。
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