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漢方に基づく医薬品。
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ベニバナの花弁に含まれる赤色のフラボノイド色素。伝統的な紅(べに)の原料であり、口紅や食用色素、漢方薬などに利用される。他の植物には見られないカルコン誘導体であるキノカルコンからベニバナ特有の代謝経路によって生成されると考えられている。タグ:
古代中国を起源とする伝統医学、また、その分野で用いられる医薬品(漢方薬)。後に日本で発展した。漢方薬に配合される生薬のほとんどは中国大陸に由来する。使用機序の解析が困難な少量多数の成分の混合物。複数の生薬を組み合わせることによって薬効の増強や副作用の軽減などを行っているが、漢方薬中の成分に関する相互作用は不明なものが多い。一般的に漢方は、それを構成する生薬の種類が少ない方が即効性が高いが、副作用も起こりやすいとされる。「漢方」という言葉自体は、江戸時代に伝来した西洋医学(オラ…
サンショウ(山椒)、カンキョウ(乾姜)、ニンジン(人参)、コウイ(膠飴)の4つの生薬から構成される漢方薬。腸の運動を亢進させる作用を持つ。消化器症状や開腹手術後の諸症状に対して用いられる。
ケイシ(桂枝)、シャクヤク(芍薬)、カンゾウ(甘草)、ショウガ(生姜)、タイソウ(大棗)の五味で構成される漢方薬。寒気、発熱、頭痛、発汗などの症状に用いられる。
桂枝湯の桂枝、芍薬、生姜、甘草、大棗に膠飴を加えた六味からなる漢方薬。また、桂枝湯より芍薬が倍増されている。消化機能低下を背景とした虚弱体質の改善に用いられる。
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