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炎症を引き起こす脂質メディエーター。*1
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亜麻の種子である亜麻仁から得られる植物油。フラックスシードオイルとも。DHAやEPA、α-リノレン酸などのn-3系脂肪酸を多く含む。脂肪酸はα-リノレン酸が60%、オレイン酸が16%、リノール酸が14%と、エゴマ油に似た組成である。ビタミンKもわずかに含まれる。マウスの実験において、アレルギー性結膜炎の結膜中の炎症性脂質メディエーターを減少させ、症状を改善させることが確認されている。タグ:
メディエーターとして働く脂質。生理活性脂質のひとつ。レゾルビンやエイコサノイド(ロイコトリエン、プロスタグランジン)など。炎症の初期過程における血管透過性の亢進や好中球の浸潤、活性化などで中心的な役割を持つ。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
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