健康用語WEB事典

点眼薬(eye drops)

に直接液体を注ぐ形式の目薬点眼剤とも呼ばれる。

点眼薬の使用方法と注意点

  • 点眼薬を差す量は一滴

通常の点眼瓶からの1滴の容量は、普通では約40~50μL(0.04~0.05mL)ですが、そのうち結膜嚢に入るのは約20μL(0.02ml)です。よって1回の点眼量は1滴で十分です。*1

  • 点眼薬を差した後に瞬きをしない

約1分間目を瞑る。

  • 二種類以上の点眼薬を使用する場合は5分以上間隔を開ける。

時間を空けずに点眼薬を連続で使用した場合、先に点眼した薬が後に点眼した薬によって洗い流される恐れがある。*2

また、一般的な点眼薬は角膜のバリア機能により、点眼した薬の0.1%以下しか内に移行しないとされる。*3

*1点眼薬 | お薬の種類 | 慶應義塾大学病院: http://www.hosp.keio.ac.jp/annai/raiin/kusuri/kusuri_02.html
*2点眼剤の点眼順序について: http://square.umin.ac.jp/jin/text/eye_drop.html
*3新規ナノ粒子点眼薬の開発と緑内障治療への応用 | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/03/press20170309-05.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


点眼薬に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-05-16 (水) 10:10:29