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漢方のひとつ。クマの胆汁。ユウタンとも表記される。
主成分はウルソデオキシコール酸。*1
関連する用語
古代中国を起源とする伝統医学、また、その分野で用いられる医薬品(漢方薬)。後に日本で発展した。漢方薬に配合される生薬のほとんどは中国大陸に由来する。使用機序の解析が困難な少量多数の成分の混合物。複数の生薬を組み合わせることによって薬効の増強や副作用の軽減などを行っているが、漢方薬中の成分に関する相互作用は不明なものが多い。一般的に漢方は、それを構成する生薬の種類が少ない方が即効性が高いが、副作用も起こりやすいとされる。「漢方」という言葉自体は、江戸時代に伝来した西洋医学(オラ…
二次胆汁酸に含まれるステロイド。コール酸の誘導体。商品名はウルソ。熊の胆汁酸の主成分であり、漢方の熊胆の有効成分。原発性胆汁性胆管炎やコレステロール胆石の治療薬。ケノデオキシコール酸より副作用が少ない。
動物の胆嚢から作られる生薬。-熊胆-牛胆-豚胆動物胆は動物の胆嚢から製した生薬であり、古来より健胃や利胆など消化器系の薬として用いられている。動物胆として熊胆、牛胆、豚胆が使用されるが、それぞれに含まれる動物胆の主要胆汁酸の構成は異なり、その作用にも違いが見られる。
肝臓から分泌され十二指腸に送られる黄褐色で塩基性の液体。主な成分として胆汁酸を含む。胆汁自体に消化酵素は含まれていない。胆汁が十二指腸の膵液が持つ消化酵素を活発化して脂肪やタンパク質を分解して腸から吸収しやすくする。肝臓では胆汁が1日に1リットル程度作られ、胆嚢に溜められる。胆嚢に貯蔵されている間に水分が吸収され濃縮される。肝から分泌された胆汁は胆嚢内に一時貯蔵され、水と電解質の吸収を受けて濃縮される。 このため胆汁中の胆汁酸濃度は、肝胆汁が0.7~1.4g/100mlである…
熊胆を参照。
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