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MRIによっても脳の器質的な異常が見つからず、原因が不明なてんかん。*1
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全身の激しい痙攣発作を伴う慢性的な脳の神経疾患。大脳の神経細胞の過剰な放電(興奮)によって繰り返し引き起こされる反復性の発作を特徴とする。罹患率は100~300人に1人とされる(世界の成人の1%)。漢字では癲癇。一卵性双生児での一致率が80%を超えていることから、てんかんにおいて遺伝的背景の寄与が非常に大きいことが推察される。40歳以下の患者の4割は遺伝的要因によるものとされる。イオンチャネルの異常が発症に関わることが明らかとなっている。原因が不明な特発性てんかんと、他の脳の…
脳や臓器などの状態の診察に使用される機材。核磁気共鳴画像法。体内に存在するプロトンに磁場を掛けて向きを変えた後、磁場を切ってプロトンが元に戻る際に放出される信号を記録する。強力な磁場もとで水素原子が高周波によって活性化された際に放出する波を測定することによって高解像度の画像を得ることができる。MRIでは三次元の映像を得ることも出来る。
中枢神経のひとつ。神経細胞とグリア細胞から構成される。脳は大きく以下の部位に分けられる。-大脳--大脳皮質---大脳新皮質---大脳旧皮質-間脳-小脳-脳幹--中脳--橋--延髄大脳皮質は脳葉と呼ばれる単位によって、以下の図のように分類される。物理的には脳の左半球(左脳)と右半球(右脳)に分けられる。しかし、これらの役割は完全に分離されているわけではない。左右の半球の違いに言及する前に,ある誤った概念について知っておく必要がある。多くの機能において半球間の相違はなく,機能的な…
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