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狼牙ヘニパウイルス(Langya henipavirus : LayV)

中国東部(山東省琅琊区)でヒトへの感染が確認されたウイルス。2018年から35人の感染者が確認されている。琅琊(Langya)がその名の由来となっている。*1

ヘンドラウイルスニパウイルスに似た呼吸器症状(発熱疲労)が起こる。

現在のところ、感染拡大は遅く致命的ではないとされる。ヒトからヒトへの感染は確認されていない。

狼牙ヘニパウイルス自然宿主はトガリネズミと考えられている。コウモリやげっ類からも検出される。*2

タグ: ウイルス ニパウイルス

*1New ‘Langya’ virus identified in China: what scientists know so far: https://www.nature.com/articles/d41586-022-02175-z
*2新種の「狼牙ヘニパウイルス」、中国東部で35人が感染 動物由来か - BBCニュース: https://www.bbc.com/japanese/62501084

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このページの最終更新日時: 2022-08-13 (土) 06:10:57