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A群β溶連菌による、小児の全身性感染症の旧称。*1
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溶血性連鎖球菌(溶レン菌)の一種。化膿レンサ球菌とも。菌体表層に架橋するMタンパク質の抗原性の違いから130種類以上に分類される。健常者の咽頭や消化管、表皮に生息する常在菌であるが、場合によってはヒトに感染し、咽頭炎、扁桃炎などの局所性炎症や猩紅熱、産褥熱などの全身性炎症の原因となる。重篤な劇症型溶血性レンサ球菌感染症を引き起こす場合があり、人喰いバクテリアとも呼ばれる。宿主細胞へ結合には、フィブロネクチン結合タンパク質であるFタンパク質が付着因子の一つとして関与する。
扁桃炎や咽頭炎などの上気道や皮膚からの感染を介して急性糸球体腎炎の原因となる溶血性レンサ球菌。かつて猩紅熱と呼ばれていた、小児の全身性感染症の原因となる。数日の潜伏期間の後、突如として咽頭痛や発熱が起こり、皮疹が出現し全身に広がる。口角炎など口周りの異常も確認される。治療は10日以上のペニシリン系の使用。
病原体の感染によって発症する病気のこと。ヒトまたは動物からヒトに感染する感染症を伝染病と呼ぶ。感染症法により、以下に該当する感染症は国に対して発生報告が義務付けられている。-1類感染症-2類感染症-3類感染症-4類感染症-5類感染症これらは、感染力や重篤性などによって分類されている。
子どものこと。以下のように分類される。-新生児(生後28日以内)-乳児(生後1年未満)-幼児(生後1~6年)-学童(生後6~12年)
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