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食品に甘味をつけるために使用される物質のこと。*1
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トリテルペン配糖体の一種。漢方である甘草(リコリス)の主成分。前駆体はβ-アミリン。グリチルリチン酸とも。砂糖の150~300倍の強い甘味を持つとされる。体内でアグリコンのグリチルレチン酸に代謝される。医薬品(肝臓疾患改善薬)、化粧品、天然甘味料原料として利用される。以下のような作用が報告されている。グリチルリチンには,抗炎症作用をはじめ,副腎皮質刺激作用,コレステロール低下作用,胃粘膜保護作用,抗アレルギー作用,鎮咳・去痰作用などの多岐にわたる薬理作用があることが報告されて…
甘味料として食品に使用される難消化性の糖質。化学的には糖が還元されてアルコール(ヒドロキシ基を持つ化合物)となったもの。アルドースまたはケトースを還元して得られるポリヒドロキシアルカン。糖アルコールの「アルコール」とは化学的な意味であって、酒類のアルコール(エタノール)とは異なる。糖アルコールはミュータンス菌などによって代謝されないためプラークの原因にならず、また、小腸で分解・吸収されにくいという特徴を持つ。マルチトール等の糖アルコールは非う蝕性で Streptococcus…
甘味料として使われる糖アルコールのひとつ。グルコースのポリオール。ソルビトールやグルシトールとも。バラ科果(リンゴ、ナシ、モモなど)は光合成で得たエネルギーをソルビットに変換して蓄える。ビタミンCの化学的合成において、ソルビットのL体はD-ソルボースの前駆体となる。
グルコースとフルクトースがα-1,6結合によって結合した二糖類。スクロースの異性体。イソマルツロースとも呼ばれる。スクロースと同じカロリーでありながら、血糖値の上昇とインスリンの分泌量が有意に低い。また、虫歯(う蝕)の原因にならない。パラチノースに水素を添加した還元パラチノースは甘味料として使用される。
人工甘味料のひとつ。サッカリンNa(サッカリンナトリウム)として使用される場合が多い。組成式は C7H5NO3S
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