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生物が持つ体または生物自体のこと。
関連する用語
コロナウイルス(SARS-CoV-2)の生体内への侵入に必要なウイルスの構造タンパク質(Sタンパク質)に対するモノクローナル抗体。タグ:
呼吸で取り込んだ酸素が体内で代謝される過程で、他の物質と反応しやすく不安定な状態に変化する。このような不安定で他の物質を酸化する作用を持つ、酸素に関連する分子やイオンを活性酸素と呼ぶ。活性酸素は殺菌効果があり、外部から侵入した菌に対抗するなど体に必要な働きもするが、過剰に増えると脂質などの細胞を酸化する原因となる。タンパク質上のシステイン残基を酸化するとされる。人体は酸素を利用する過程で様々な活性酸素が発生するため、それを取り除く仕組みを持っているが、過剰な増加や想定していな…
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
免疫系に欠陥が生じて生体防御反応が起こらない状態。T細胞やB細胞の異常により抗原が体内に侵入しても抗体を産生できない状態のこと。感染力の弱い細菌類にも感染しやすくなるため日和見感染の原因となる。免疫不全症候群とも。-先天性免疫不全症(原発性免疫不全症)-後天性免疫不全症タグ:
細胞内に存在する、DNAの転写によって作られた全てのRNA(mRNA)のこと。RNAの配列はDNAの塩基配列が元になっているため、そのRNA全体(トランスクリプトーム)をRNAシーケンスなどによって分析することで、いつどのような遺伝子が生体の細胞で発現するかを知ることができる。細胞内の全DNAの塩基配列情報をさす「ゲノム」に対し、細胞内の全転写産物(全RNA)をトランスクリプトームと呼ぶ。その大半はタンパク質の情報を持たないノンコーディングRNA タグ:
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