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ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
TRPVのひとつ。後根神経節や全身に分布する感覚神経の神経終末の細胞膜に存在するバニロイド受容体。カルシウムイオン透過性の高い非選択性陽イオンチャネルであり、43℃以上の熱や酸(プロトン)などの刺激によって活性化する。カプサイシンなどの辛味(痛み)刺激を感じる受容体のひとつ。また、TRPV1の活性化によって、TRPV1と同じ感覚神経に発現しているアノクタミン1の活性化を誘発し、その辛さを増強する。TRPV1 は,おもに末梢知覚神経C線維上に存在し,カプサイシンやpH6以下の酸…
顔面痛や頭痛に対する漢方。駆風触痛湯とも。以下の生薬から構成される。-バクモンドウ(麦門冬)-オウゴン(黄芩)-キョウカツ(羌活)-キョウカツ(独活)-ボウフウ(防風)-ソウジュツ(蒼朮)またはビャクジュツ(白朮)-トウキ(当帰)-センキュウ(川芎)-ビャクシ(白芷)-マンケイシ(蔓荊子)-サイシン(細辛)-カンゾウ(甘草)-コウホン(藁本)-キクカ(菊花)-ショウガ(生姜)コウホン(藁本)、キクカ(菊花)、ショウガ(生姜)はなくても可。
冷えがある場合の頭痛や下腹部痛、腰痛、霜焼けなどに対する漢方。構成生薬はタイソウ(大棗)、ケイヒ(桂皮)、シャクヤク(芍薬)、トウキ(当帰)、モクツウ(木通)、カンゾウ(甘草)、ゴシュユ(呉茱萸)、サイシン(細辛)、ショウガ(生姜)。
月経や帯下の異常、更年期障害、不眠、神経症、湿疹、手足の冷え、霜焼けなどに対する漢方。構成生薬はバクモンドウ(麦門冬)、ハンゲ(半夏)、トウキ(当帰)、カンゾウ(甘草)、ケイヒ(桂皮)、シャクヤク(芍薬)、センキュウ(川芎)、ニンジン(人参)、ボタンピ(牡丹皮)、ゴシュユ(呉茱萸)、ショウガ(生姜)、アキョウ(阿膠)。
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