健康用語WEB事典

生理活性脂質(bioactive lipid)

生理活性物質として働く脂質

プロスタグランジンロイコトリエンなどの脂質メディエーターステロイドイノシトールリン脂質など。*1

細胞に作用して何らかの生理作用を発揮する物質のうち,脂溶性の特性を有するものを生理活性脂質と称する.その多くは細胞膜上あるいは内の受容体に結合して作用するが,未知のシグナル伝達系路が存在する可能性もある.*2

*1東北大学大学院薬学研究科 東北大学薬学部 分子細胞生化学分野 生理活性脂質 : http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~seika/H24/_userdata/%E7%94%9F%E5%8C%96%E5%AD%A6%EF%BC%94%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%882015%E5%BE%8C%E5%8D%8A.pdf
*2生理活性脂質ロイコトリエンB4とその受容体 九州大学大学院医学研究院 医化学分野 横溝岳彦: https://www.researchgate.net/profile/Takehiko_Yokomizo/publication/6770290_Leukotriene_B4_and_its_receptors/links/0c960537fe1e48931a000000/Leukotriene-B4-and-its-receptors.pdf

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:10:18